はりねずみのまいにち

離婚までの長い道のりと、シングルマザーとして理想の生活を築くまで。

話題の遺産相続バトルで考えること

今は特に大きなニュースも無く平和なのでしょうか?

テレビをつけると平尾昌晃さんの遺産を巡る争いについて、詳しく報道されていますね。

「そんなこと、周りは放っておいたらいいのに」と思いながらも見てしまうのは何なんでしょう。他人の揉め事は無責任に噂できて、ストレス発散になるのでしょうか…

 

 

詳しい話は知らないですし、どっちが悪いのか、はたまたどちらも悪いとかじゃないのかわかりませんし、そもそも私が論じることではないので置いておきますが、夫のことを思い出さずには居られません。

 

夫は父子家庭で育ち、祖母が母親代わりでした。母親は幼い頃に出ていき、一切交流は無かったそうです。夫の話を全面的に信用するとすると、父親は仕事もあり割と無口なタイプでもあり、「愛情たっぷりに育ててくれた」というよりは、「何もしてくれなかった」という感情を持っているようでした。

 

そんな父親には恋人が居たのですが、家族は長年知らないままでした。父親の体調が悪くなり、闘病生活を送るようになって初めて存在を知らされました。そうなると、夫にとっては「父が亡くなる直前に出てきた恋人(内縁の妻)」というイメージです。良い感情を持てという方が無理がありますよね…。

 

幸い(?)籍は入れていなかったので、相続で揉めることはありませんでしたが、生前プレゼントしたものや、父親のキャッシュカードで引き出したお金について夫は「取り返す!!」と息巻いていました。

(結局断念しています。取り返すも何も、父親の意思でプレゼントしたりカードを預けていた訳で、そもそも夫のものではありません。)

それまで調子が悪い時には世話をしてくれていたし、入院の際にも事務手続きや支払い、洗濯その他の対応はその恋人がしてくれていたのですが、父親の病状が悪化するにつれ、恋人を蚊帳の外に追い出し、最後は亡くなったことすら連絡しませんでした。

 

夫の感情は理解できます。

急に父の闘病生活が始まり、ぽっと出てきた「父の恋人」。そして、父の恋人にも息子がおり、お小遣いや進学祝いにお金を出したりもしていた様子。更に夫は自分の父親に「愛された」という実感が不足しているので、これを耐えろという方が難しいのかもしれません。

私も1度だけ彼女に会いましたが、好感が持てる感じの人でなかったのは確かですし、もしかしたら彼(夫の父)は騙されていた部分もあったのかもしれません。

 

でも、父親の世話をしてくれていたのは事実。長年独り身で過ごしてきて、息子も無事独立し、晩年に「家族」と呼べるような場所がもう1つ出来た。それはそれで父親の人生ですし、例え良い感情が持てなくても大人としてもうちょっと友好的な対応ができたのでは、と思ってしまいます。

 

夫も平尾さんも、元気な頃からせめて存在(或いは結婚)を知らされていれば、感情ももうちょっと違ったものになったのでは、と思わざるを得ません。印象が悪で始まると、その人の行動がすべて悪いように見えてしまいます。

揉め事の多くは、普段のコミュニケーションを深めることで解決するんじゃないでしょうか。なんて、裁判中の私が言うという説得力の無さったら…!