はりねずみのまいにち

離婚までの長い道のりと、シングルマザーとして理想の生活を築くまで。

DV加害者がそんな簡単に変わる訳ない

保育園の参観日に行ってきました。

それ自体は、とても有意義な時間で、子供の成長が嬉しかったりちょっと淋しかったり。或いは相変わらずぼっち母ちゃんだなーと冷静に自分を分析してきました。

(顔見知りの方と挨拶したり、一言二言しゃべったりはします。が、それだけ。社交スキル!まぁ群れたい訳でもないので、これでいいのかもしれない。)

 

人権ビデオを見て思うこと

教室で一通り子どもたちの様子を見たあと、保護者は別の部屋で人権に関するビデオを見ます。どうしてああいった類の映像って、あんなに胡散臭い作りになっているのでしょうか。

 

1 問題提起

2 みんなで考えてみましょう

3 こうしたらいいんじゃないかな?

3 ハイ、問題解決!みんなハッピー!

 

みたいな。

 

考え方はわかるし、周知させるべきだとも思いますが、でもこんなビデオを見て気づきや改善につながるのだろうか…と思ってしまいます。

そういう問題提起が意図された見ごたえのある映画を見る方がよっぽど心に響く気がするのですが…

でも、いろんな理解や解釈があるから、万人にわかりやすくするためにはこんな薄ら寒いお芝居の形を取るしかないということなんでしょうか?

ストーリーの自然さや面白さが重要でないことはわかります。問題提起が重要ですもんね。でも興味を持って見てもらえなければ、訴えかけられないのでは??

 

今回は、女性の人権に関する話もありました。DVにつながるような「女性はこうするべき」的な考えはどうなのか?という問いかけで、DV夫とその妻も出てきました。

 

人権ビデオの内容

主な舞台は喫茶店。視野が広く人権意識の高い喫茶店のママと、狭い了見の常連たちのやり取りが描かれています。

常連Aは、自分の娘が結婚しても仕事を続けるというのが気に入りません。「女は家庭を守るべきだろう!」と息巻きます。ママは、「娘さん、昔からキャリアウーマンに憧れてたでしょ、 そのうち部下も持つだろうしかっこいいじゃない」となだめますが、常連Aは「女の上司なんてまっぴらだ!」と引き下がりません。 

そんな中、常連A(商店街でお店をしています)は、自分のお店のお客さんがDVの被害を受けていることを知ります。「いくら腹が立っても女に手を出したらおしまいだ!」と危機感を持った常連Aは、なんとその旦那さん(DV夫)を喫茶店に呼び出し、説教を始めます。

 

…いやいやいやいや。

自分のお店のお客さん…の旦那さん、呼び出さないでしょ。いくら(良い意味で)おせっかいだとしても…そのお客さんは助けを求めてもないんですよ。

で100歩譲ってそれが可能だとしても、DV夫が知人に説教されたら、その怒りはまた奥さんで発散されることになるんですよー!!!

 

で、DV夫は、「妻は子供が生まれてから他の家事が疎かになったんです!彼女がきちんとしないと家庭の秩序が崩壊するでしょ!」と訴えます。常連A、自分の主張と一致するので返す言葉がありません…

その後、ママは常連Aに「アナタと同じこと言ってたわね」とチクリ。

 

常連Aは自分の考え方を改めていきます。後日、常連Aは娘夫婦と喫茶店で話をし、娘に「私はお母さんとお父さんが一緒に働くのを小さい頃から見ていて、二人のように協力して家庭を築きたいと思ってた。私はずっと幸せだったよ」というような内容のことを言われ、和解します。

その様子を見ていたDV夫は感動した様子で、彼も考えを改めます。

喫茶店のパーティーに夫婦仲良く出席し、Yeah, ハッピーエンド!

 

DV夫がそんなことで考えを改めるなら、そもそもこんな問題起きてませんよね。そんな人ならDVしてません…。自省をしないんですよ。妻は従って当然、悪いことは全部妻のせいだと思ってるのに…。

 

www.jinken.ne.jp

ここにあらすじ載ってました。

 

とにかく私がこのビデオを見て感じたことは2つ。

 

・そんな簡単にDV夫が変わる訳ない!!火に油!

・障害者に限らず、善意の押し付けは確かに迷惑だし失礼な話なのでもっと周知されて欲しい。善意だから断りにくいし。
 でもSOSを出せずに苦しんでる人には押し付けでも関わるべき場合もあるし、人を助けるってやっぱり難しいなぁ…

 

と、こんなところでしょうか。

とにかくこの茶番がいつ終わるのか、耐える時間でした。